今年は、作曲家でピアニストだったショパンの生誕200年に当たる。10年前にショパン国際ピアノコンクールで優勝している中国出身のピアニスト、ユンディ・リにとっても特別な1年になりそうだ。3月にアルバム「ノクターン全集」をリリース、4月中旬にはオールショパンプログラムでの全国リサイタルを予定している。(竹中文)
「ショパンの音楽には後味のようなものがあって、繰り返して味わうことができます。いくら弾いても飽きないし、どんどん好きになります」とユンディはショパンの魅力を語る。
少年時代にショパンの曲に出合った。幼稚園時代からアコーディオンを習い、7歳からピアノのレッスンを始めたユンディは、ピアノの先生の薦めで初めてショパンの曲が収録されたカセットテープを聴いた。
「ピアノは鍵盤を指でたたく楽器ですが、ショパンの曲はピアニストにメロディーを歌わせていました。そのきれいなメロディーが好きで、毎日寝る前に聴くようになりました」
ショパン好きの少年は青年になり、2000(平成12)年に史上最年少の18歳でショパン国際ピアノコンクール優勝という栄冠を勝ち取った。
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