女優・吉永小百合(64)と落語家の笑福亭鶴瓶(58)が共演する山田洋次監督(78)の映画「おとうと」(30日公開)が、2月11日から行われる第60回ベルリン国際映画祭でクロージング上映されることが19日、分かった。カンヌ、ベネチアを含めた世界3大映画祭で、邦画が“大トリ”に当たるクロージング作品に選ばれることは極めて異例。日本を代表する名監督が、また一つ快挙を達成した。
1989年に初めて「ダウンタウンヒーローズ」をコンペティション部門に送り込んで以来、過去に6作品を出品。山田監督にとってなじみの深いベルリン国際映画祭が、60周年を迎える今年、“粋なプレゼント”を用意した。
特別招待作品として、最新作「おとうと」(英題『About Her Brother』)をクロージング・フィルムとすることを決定。20日(現地時間)に上映されることになった。過去、世界3大映画祭で邦画がクロージング作品となるのは、04年ベネチア国際映画祭での大友克洋監督のアニメ映画「スチームボーイ」の例が見られる程度。締めくくりの“大トリ”に選ばれたのは、映画祭に長年、貢献してきた山田監督をたたえる、特別上映といえる。
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